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2025/06/21 12:49

PAS MARQUEを纏う、しなやかな女性たち。


日々を丁寧に、自分のリズムで生きる人。
私たちの服がそっと寄り添っているのは、そんな方たちです。

ブランド5周年という節目に、PAS MARQUEを愛用してくださっている方々の声に静かに触れ、その装いの背景にある想いや日々のあり方を、少しずつ紐解いていく連載を続けています。

第三回は、メイクアップアーティストの早坂香須子さん。

植物の力と向き合いながら、インナービューティーやオーガニックケアを軸に、からだと心、そして環境までも見つめた“美しさ”を探求する彼女。
その一言一言には、看護師としての経験、感覚に基づく知性、
そして、しなやかな芯の強さがにじみ出ていました。

自分をもつとは、そして纏うことでにじみ出るものとは──

PAS MARQUEの服とともに、自分と向き合い続ける日々について、お話を伺いました。


「自分をもつって、自分を知ることだと思うんです。
心の動きも、顔や身体も、ちゃんと見て観察する。
向き合って、人任せにしない。
私の周りの素敵な女性たちは、悩みがあっても環境や人のせいにせず、自分と向き合うことでしなやかに解決しているように思うのです」

植物療法やオーガニックプロダクトに向き合う日々の中で、
“知っているつもりで人任せにしてきた自分の内外を、改めて見つめ直すこと”──

それが、自立へのいちばんの近道だと感じるようになったといいます。

そんな彼女が、PAS MARQUEの服に初めて袖を通したとき、
「なめらかな肌のように身体に馴染んで、すぐに虜になりました」と笑顔で話してくれました。

「女性らしさとしなやかな強さ。どちらかに偏らず、どちらも自然に纏える質感とシルエットって、意外とないのです」

鏡に映る自分に、何かを“足す”のではなく、“受け取る”ような感覚。
「甘すぎず、かといって堅すぎず、自分の気持ちをやわらかく整えてくれる服だと思います」




日々をしなやかに楽しみながら、内側の静けさを保つこと。
それは、彼女にとって“仕事”とも深くつながっています。
「仕事は、“好きなこと”。でも、ひとりではできないこと。幸せなこと。だからこそ、自分の内側に静けさがあるかどうかが、とても大切で。この服は、その状態にそっと導いてくれるような存在なのです」

もう一つのお気に入りは、リブ巻きスカート。
「揺れ方がきれいで、身体の動きにすっと寄り添ってくれる。
感覚が冴えてるときって、自分の一挙一動に気づけるじゃないですか。
このスカートは、その“気づき”を邪魔しないのです。
むしろ、そっと引き出してくれるようなやさしさがある」
スカートとしても、ワンピースとしても着られる2WAY仕様。
“決めつけずに、余白を持っていたい”という彼女の生き方と重なります。
そして、忙しい日常にも、旅先にも欠かせないというのが、ドルマンBIGロングTシャツ。
「気持ちが追いつかない朝でも、これを着ると不思議とスイッチが入るのです。
考えすぎずにいられる安心感がある。それでいて、ふと鏡に映る自分が、ちゃんとして見えたりする。
そういう服があると、その日をちゃんと楽しもうって思えるのです」


「知っているようで、人任せにしてきた自分の内と外を、
もう一度ちゃんと見て観察してみる。
それが、自分をもつための一番の近道なんじゃないかって、最近はよく思うのです」

装うことは、自分と向き合うための静かな入り口。
日々の中に、PAS MARQUEの服がそっと寄り添っている――
その姿が、彼女の言葉とともに、静かに浮かび上がってきました。



早坂香須子

メイクアップアーティストとして雑誌・広告などで活動する他、元看護師という医学的知識と観点から、インナービューティー、オーガニックプロダクトコンサルタントなど多岐にわたり活躍。アロマやフィトテラピーや植物療法に精通し、その豊富な知識を活かした美容メソッドを提案している。著書に「YOU ARE SO BEAUTIFUL」(カエルム)、「100% BEAUTY NOTE 早坂香須子の美容Ato Z」(KADOKAWA)がある。NEROLILA Botanica ブランドティレクターを務める。